先日私の友人(女性)が、転職した職場が忙しすぎて
「いまの職場って、私いつもお昼一人で食べてるんだよ
そんなのってありえないでしょ?!」
と、怒りの言葉を口にしていた。
まぁ忙しいから、誰とも時間を合わせられないってのは
良く伝わってくるし、ランチを一人で食べるのがつまらない
ってのも、理解は出来る。
が、私達美容師の業界、特に都心部の美容院では
むしろ誰かと一緒にランチを食べる事の方が珍しく
普通の時間に三食食べている人間はあまりいない。
特にお昼ご飯(ランチ)は夕方くらいにとるパターンが多い。
これは、まず店舗の営業時間の問題もあるが
何より、一番お店が暇になりやすい時間帯が15~17時で
その時間帯が一番時間が取りやすいってのがある
また都心部の美容院では10時、11時開店という
昼に近い時間になってから営業開始の為
12~13時くらいにお昼を食べてしまうと、
夕飯まで持たないという理由もあったりするわけだ。
また食べるタイミングも
手のあいた人間から順々に食べているパターンがほとんどで
誰かと一緒にランチを食べるなんてまずない。
そして完全予約制の店舗でない限り
飛び込みで来店されるお客様がありうる状況で、
あまり長時間外に出歩いて食べに行く人も少ない。
つまり美容師はランチタイムにお昼を食べる習慣がない。
そんな訳で、地元に根付いているはずの美容師という職業なのに
実は全然その土地のランチメニューに詳しくなかったりする。
それどころか、ランチするっていう概念すらなかったりするのだ。
私の会社ティアマットの社員達も(営業時間11:00~22:00)
まず12、13時台に昼食をとっている人間はおらず
これを書くにあたって理由を聞いてみたところ
やっぱり『夜までもたないから。』や、
『お昼にはまだお腹が空いてない』っていう
まさに上にあげた一般の都心部美容室パターンに当て嵌まる。
まぁうちの場合は遅番だと出勤時間が13時なので
遅番の連中はお昼を食べてから来ているのかもしれないけどね。
私は元々絶食と徹夜が出来ない体質でして
特に食事は、お腹がすくと頑張れないという困った性分で
どんなに忙しくっても、なんとかして食べるようにしてる。
が、やはり混雑の凄まじい時間帯や曜日もあって
そういう日なんかは、パーマ待ちのほんの短い時間を駆使して
大急ぎでお弁当やおにぎりをかきこんだりする事もある。
ハッキリ言ってこういう食べ方をするのが
良くない事は分かっているのだが
そうでもしないと忙しい日に食事をすることなど出来ないのだ。
私達の業界では、お昼を抜く人も多く
一日一食しか食べない人間も少なくない。(お金もないし)
私も修行時代の若い頃そうだった。
忙しそうにしている先輩を差し置いて
自分だけ先に何かを口にするのも躊躇われた変な時代でもあった。
昔から比べたら少しはマシになったかもしれないけど
まだまだ改善しなければいけない、この業界の悩みでもある。
人数に余裕を持って営業している店舗はともかく
にみんなギリギリの人数で働いているのが一般的な美容業界。
ハッキリ言って平日の昼間はともかく、混雑時はどうしようもない。
もしスタッフ全員がお昼ご飯を決まった時間に
きちんと取れるようにしようと思えば
会社規模の意識付けが必要になってくる。(昼休みを作るなど)
それを励行している店舗や企業は恐らくないだろう。
もし本気でやろうと思えば、
規則を作って半強制的にやらなければきっと決行できない。
それだって、遵守できないくなるとこも絶対に出てくる。
【時間通り、お昼ご飯を食べる】と言う基本的な事でさえ
大掛かりになってしまうのが美容業界の辛いところだ。
私は三食キチンと食べる事が大事だともちろん考えてますが
それが難しい業界であることも、身をもって知っている。
だからこんな事を提案したい。
まず朝食に関しては会社に着く前にとる事が前提だが
お昼に関しては、時間帯だけを決めて(例えば15~17時)
なるべくその時間に少しだけでも取るようにしてみたらどうだろう?
普通の会社員の時間帯とはずれてしまうけど
一応三食サイクル通りにとることも可能なはずだ。
もしそれすら難しいのなら、飴玉でもいい
何かを口に入れる事が大事。
普段からその時間帯に食べる事を意識づけると言う事。
こういう習慣がとても必要なんじゃないかな、と私は思う。
もし出来るなら、一般的なお昼の時間帯にも
おにぎり半分でも良いので、口にする事。
これは人間の体内時計を整える為。
本来なら、ここが一日の二食目の時間だよ。
と、体内時計に知らせる為だ。
実際に一日の食事の回数は5,6回がベストだという
独自のエビデンスを元に、力説する研究者もいたりする。
それが正しいのかは別として
食事の回数が、3より少ない方が健康に良い
とは、私はどうしても思えない
そして夕食は、遅い時間なら食べない人も多いかもだが
少量でもなるべく取ってもらいたい。
もし帰宅が遅くなるなら、逆にお腹いっぱい食べてすぐ寝ると
逆流性食道炎の原因になったりもするし
少しでも寝る時間から離して食事をする事を奨めたいので
食べてから帰宅することをお勧めする。
夕飯は極力食べよう、次の日が俄然楽になるよ。
元々偏食になりがちな美容師という職業の中、
私は比較的時間通り規則正しく食事は出来ている方で
平日であれば、普通のランチの時間にお昼を食べる事も多く
○○ラーメンのチャーハンが最高だとか
△△ネパール料理のマトンカレーがうまいだとか
それなりに赤坂界隈のランチ事情は知っていたりする。
それはもう比較的自由な時間を取れるようにしてくれた社員達に感謝!
ランチメニューってのは、基本的にその飲食店の
ディナーの宣伝になっている場合が多く
金額も随分とリーズナブルだ。
私達が顧客とするほとんどの人が、
その時間に食事に出てる訳でそのお客様になる人間達が、
どういう風な昼食を取るのかだって興味がある。
業界の特徴として【ランチする】難しいのはしょうがないけど、
私はなるべくその時間を取れるようにしたいと思ってる。
長くこの業界で働こうと思ってるから、
体調管理という意味でももちろんだけど
なにより、色んなお店のランチメニューってのを知ってくると
食事に出るのが楽しくなるよ。
もしカットに来た友達が、ランチタイムのちょっと手前に仕上がったら
『一緒にランチ行こうよ。どこそこの□□が美味しいんだぜ!』
って言える店があるといいじゃん
食事は楽しむモノ
楽しめる事は一個でも多い方が良いと思いませんか?
今日はこんなお話でした。
お気に入りのスウェードのパンツを履いて
仕事をしていたところ
ヘアマニキュアが裾の部分にベッタリと
ついているのに気がついた!
ぬわー!なーんて骨体!!
と、のけ反っていても汚れたパンツは元には戻らないので
いつも出している、老舗のAクリーニング屋に持って行った。
そしたら
「これはシミ抜きしても落ちませんよ、どこへ持って行ってもダメです」と門前払い。
まぁそりゃそうだろうなーって思いつつも
何とかなりませんかねえ?と食い下がる私。
が、やっぱりダメだとAクリーニング屋。
しかし、思うところがあったので
私は別の新しく出来たBクリーニング屋へ持って行った。
そこでもやっぱり渋ぅ~~い顔をされたのだが
「絶対に落ちると保証は出来ませんが、やるだけやってみます」
との返答だった。
似たような経験をされた事がある方も多いと思うのだが、
クリーニング屋ってのは、店舗によって出来る出来ないの差がけっこうある。
以前オートバイ用に使っていたジャケットを、Cクリーニング屋に出して
戻ってきた時に、あまり汚れが落ちていな事を指摘すると
言い訳がましく(私にそう聞こえた)
「これはオイル汚れなので、落ちませんよ」
不服そうな私に
「これはどこに持って行っても同じ結果になりますからね!」
と、言ってきたので
それならしょうがないか、ってその時は諦めたのですが
次のシーズン、引っ越し先で別のDクリーニング店に持って行ったところ
何も言われず、そのまま普通に綺麗になって戻ってきたのだった。
私も商売人ですから、この4店のお店の対応は良く分かる。
面倒な依頼を門前払いしたA店。
落ちなかった汚れのイイ訳をしてるC店。
結果としてマズイ接客ではあるけど、
私は同じ商売人として、その気持ちも分からなくはない。
ただ、私が気に入らないのは
「どこのお店に持って行って出来ませんよ」と言う一言。
なぜ、貴様は自店で出来ないと判断したからと言って
他の店舗の技術レベルを下げるような事言うのだ!!
実際にこういう場面に遭遇した時、
そんなもんなんだなぁって、納得してしまう人の方が多いかもしれない。
でもこれは商売の常套句だと言う事を私は知っている。
現代社会は、街に商店が一店舗しかないような時代ではなく
競争してその技術とサービスを凌ぎあっている時代。
特に、東京のような店舗の乱立している様な場所で
そういう接客をしてはイカン!
結果として、今回出したスウェードのパンツのシミ抜きはあんまり落ちてなく、仕上がりは不満足だった
でも、私はそのBクリーニング屋の誠意を感じた。
そして、二度とAクリーニング屋には持って行かないと思う。
こう言う場面、実は美容業界にもよくある。
実際に顧客を囲い込もうと考えれば、そう言う気持ちも分かる。
が、これは業界全体のレベルを下げてしまう事に他ならず
美容師なんてこんなもの、なんて思われてしまう一端を担ってしまう。
個人店がほとんどな業界の状況を考えれば、なおの事他店のレベルというのは気になるだろうし、なるべくならライバル店を牽制しつつ保身をしときたい。
だけど、なんともツマラネー話だ。
また、最初に言い訳をしてから始める技術者がいる。
スタイルブックやヘアカタログの切り抜きなどで、スタイル相談をしている時に、
「これは髪質が違うから難しい」とか
「骨格的に~」などなど
言われた事がある人も多いんじゃないだろうか?
実際にそういうパターンも多いから、
そう最初に断りを入れる事は、全然間違った事ではない。
が、
あるジャニーズ系タレントさんが、普段通っている美容室とは別の美容室へ行った時の実話で
そのタレント○○さんは前回の様に切って欲しかったので、
自分の写真(雑誌の切り抜き)を見せてオーダーしたそうだ。
すると、その担当は
「あ、これはタレントの○○さんですね、あなたとは髪質が違うから○○さんとは同じようにはならないかもですよ」
と、開口一番そう言われて激怒して帰ったそうだ。
嘘みたいなホントの話。
きっとそのアホ美容師は、その○○さんの顔もよく見ずに
もちろん髪質なんかも全然診断せず、一先ずそう言ったのだろう。
いつも言っている様に。。。
恥ずかしい、恥ずかしすぎる!!
本当に髪質骨格が違って、手ごわくとも
出来る限り、近づけていくのが私達の仕事ではないのか?!
こういう情けない美容師も残念ながら存在する。
少しでも想い当たる人は、大いに反省してもらいたい。
そして、もっともツマラネーと思うのが同業批判である。
他店から、初めての来店の際
「あーここをこう切られちゃってたら、直せないよ」
とか
「前回のカット全然ダメだね」
などと、
最初のカウセリングで前回の施術をひたすら貶してから、始めようとする技術者がいたりする。
前回の施術を貶す事によって低い位置へ持って行き
「私は違いますよ」
と、アピールする方法は確かに楽かもしれない。
だけどこれも美容師全体のレベルを下げる行為に他ならない。
と、いうか何よりカッコ悪い接客だよね。
ちょっと極端に言ってしまったけど、私の見てきた先人美容師の中には、やっぱり居た。
下手をすると同店舗内での足の引っ張り合いも結構あると聞く。
私はやる前から言い訳する美容師と共に、
自分以外の技術者を必要以上にを貶す美容師を軽蔑する。
実際のところ私達の業種において、技術レベル接客レベルというのは、ハッキリいって格差がある。
それはある意味しょうがない部分で、お客様達に少しは多めに見てほしい部分でもあるが
私達育成側から言わせてもらえるのなら
ある一定のレベルをクリアしているから一人前と認めている訳で、少なくともそうでない人間をティアマットでは技術者と呼ばない。
でも世の中には、全然人の話を聞かない【困った技術者】もいるし
その店舗の都合で、たいして修行も出来ていないのに技術者として、接客しているパターンも少なからずある。
世の中には『ホントそれでいいの??』 って技術者もいたりする。
でも、美容師を髪職人と認識している教育者達は
それなりに自分達の技術を継ぐものとして、下の子の修行にあたる。
技術者として一人前を名乗る彼らを育てた誇りが私にはある。
美容師と言う職業は技術職として、誇りある地位で居てほしいから
そう安易に自分達以外の同業種を貶めたりしないでほしい。
簡単に技術の言い訳をしないでほしい。
出来ない言い訳に、他店まで下げるような事を言うのは慎んでほしい。
出来ないという事は恥ずかしい事ではない。
自分が出来ない事を勝手に他の全員が出来ない事にしたり
出来なかった事を他人のセイにしたり
失敗しそうだから、最初に言い訳をしておく事が恥ずかしい事だと知れ!
残念なクリーニング屋の対応を久々に目にしたら、自分達の足元も気になってしまった。
そうではない店舗、そうではない技術者の数をもっともっともっと増やさなければいけない。
自分達の周りだけがそうなる事ではない。
それを積み重ねてこそ、業界の底上げになると言えるだろう。
今日はこんなお話でした。
http://tiamatblog.blog35.fc2.com/blog-entry-254.html
そんな気持ちになるのは当然だろう。
ある程度な社会人同士だとこういう返しが一番多いと思う。
(この場合は、あなたと私は違うのよっ。という拒絶の意)
お互いがどう思っているのかは納得しあっていれば良いのだと思いますが、
っていう考え方はなぜ起こるのだろうか?
これだって年上ステータスの一つだと私は思う。)
『年数をかけるだけが成果ではない!』とも私は言いたい。
【若い=キャリアが浅い=頼りない】
実際の年齢よりも下に見られる方が良い事だって沢山ある。
世の中不景気らしい。
各業種、値引き合戦は激しく
郊外型スーパーやアウトレット店も増えた。
100円ショップを筆頭に
ディスカウントスーパー、ファストフード
中には足を引っ張り合っているように見える業種もある。
まぁ安い方が良いに決まってる、消費者的には大いに結構。
お寿司が100円で食べれる現代。
しかもそれがなかなか美味しいんだから侮れん。
見習い時代のお金の無かった時代にあってくれたらと、
呪わずにはいられない
私が就職した、1995年頃とは比較にならないくらい
一般の雑貨や食料が安くなった。(吉野家並400円)
さらに日常の様々なモノの通販が可能になり
自宅からほとんど外出せずに生活することが可能になった現代。
なんともまぁ便利な世の中になったものだ。
食料品や日用雑貨は、すべて大型スーパーに行けば
全て纏めて購入する事ができ、さらに安い。
おまけに営業時間も長かったりする。
今まで、鮮度では決して負けないというアドバンテージのあった
生モノ系の食料でさえ、そこには見劣りのしない商品がならび
調理されたて総菜となった食材も、時間が経過すると
タイムサービスでさらにお得感を増した商品へと変身する。
まったくもって無駄が無い。考えた人はすげーと思う
さらにファックスやメール一つで翌日には届くサービス。
元々は文房具などのオフィス用品だけだったが
今では在庫として保管できるモノ(腐らないモノ)も取り扱うようになり
日曜祝日問わず自宅へ届く。
本当に明日届いちゃうんだからこっちもスゲー。
そしてトドメ、都心では100m以内に2店舗はあるコンビニ
一昔前は、コンビニのお弁当ってマズイ栄養価が低いってのが定説でそこでのモノで食事を済まそうと考えるなら
それは【ダメ人間予備軍】のようなイメージをうけた。(気がする)
だけど今ではどうだろう?
各社の素晴らしい開発努力で、今やマズイなんて
絶対に言えない代物へと成長を遂げた。
しかし私達商売人にとっては楽観視ばかりはしていられない。
どこで買っても同じものを扱う小売商店からしてみると、
この状況は確かに致命的だ。
こういう状況を他の商売人と話すとき、
常にディスカウント店が悪者の様な言われ方をする事が多い。
大きな勢力は個人が特定されにくいから、
悪口も言いやすいのだろうか?
「あんなんで儲かるのかね?こっちはトバッチリダヨ!」
多くの人がそう口にする。
もちろん儲かるからやっているのだ。
薄利多売にしか見えないのは、認識が甘すぎる。
そしてこれは企業努力で成し得た結果ではないだろうか?
(陰口ばかりを言われるものではないと私は思う)
確かにそれらは小売の商店が太刀打ち出来ないような
価格やサービスもよゆーでやっているように見える。
お客様をガボーっと持っていってしまったのは事実だろう。
『大資本だから、なんでも出来るさ』
そんな声がそこかしこから聞こえてくる。
私の会社だって、思いっきり零細企業ど真中!
そう口にする人間達の気持ちは痛いくらいに理解できる。
だけど、その大資本に至るまでは
大資本をそこの部分にかけられるようになるまでは
それなりの努力と成果が伴わなければ出来なかったはずだ。
そのあおりを受けた商売をしている人達に言いたい
今の今まで、出来る限りの経営努力をしていただろうか?
大資本の店舗が来るまで、殿様商売をしていたりしてなかったか?
暇になったのを景気のセイにしてないか?
全部が全部そうだとは言わないけど
私の目から見て、
お店を開けているだけの商店も少なくないように思える。
「私達は真面目にやってるよ!」
という怒りの声も聞こえてくる。
こういう事を言うと、敵を作りそうだけどあえて言おう。
『真面目にやる事と、経営努力は別だ!』
後からその商売に参入してきて
新しいやり方で、その市場を持っていかれてしまう。
それは、元々商売をしていた人間からすると面白い訳がない。
が、マーケットを持っていかれるってことは
そっちの方が消費者にとって魅力があるってことに他ならない。
私の周りの商売人達は、みんな口を揃えて言う
「安売りのお店が増えたから、こっちの商売はあがったりだよ」
だけど本当にそうか?
確かに今までと同じように商売をしていたら
そりゃー安い方に流れていくのはしょうがない。
誰だって、安くてサービスが良い方が好きに決まってる。
さらに安かろう悪かろうじゃなければ願ったりだ。
そう言うあなただって、自分と違う業種であれば
そっち系のお店へ行ってるでしょ?
総合店が出来る前の時代は、専門店が商店として並び
そこに行かなければ、その商品は買う事が出来なかった。
○○屋という看板をかけて、商売を始めて
きちんと真面目に働けば、それなりに稼げた時代が確かにあった。
今は残念だけどその方法だけじゃ商売は成り立たない。
ハッキリ言って、大型ディスカウント店に小売店が
値引きや品数なんかで勝負したって、勝てっこない。
今日担当したお客様がこんな事を言った
「私が買いに行く魚屋では、
その旬の魚の調理方法をアドバイスしてくれるのよねー」
だから魚だけはスーパーで買わないのだそうだ。
それは店主の放った些細な一言が、
ただの魚屋を【魚のスペシャリスト】へと姿を変貌を遂げた瞬間。
胸まであるゴムの前掛けが威厳を持ち説得力を与えるのだ。
こうなってくれば、頭一つは確実に抜けてくる。
しかし、この先こればかりを毎回繰り返していても
そのうち言葉に鮮度がなくなり、
簡単にマネされてしまうのがオチだ、
また大型ディスカウント店に戻ってしまうだろう。
だけど会話の中の何気ない一言に、面白いヒントがあると思った。
一工夫、ふた工夫してやっと一つ頭を抜ける事が出来る。
その方法は様々だけど、何もしなければ
何も考えてないのと同じ。
こういう時だからこそ、
今は景気が悪いからショウガナイサなんて言ってないで
やれることから始めなきゃだ。
そうやって街を見渡してみると
結構色んなところにヒントがあるはず。
倦怠したときこそ、外に出よう!
美容室ティアマットの社長であり、
髪職人でもある仲野蓮が
美容業界の事を掘り下げて語ります。
どの商売でも起こりうる問題点に、
真正面から取り組みます。
開業運営メール相談も受けますので
お気軽にどうぞ。
メールはこちら→ren@tiamat.co.jp
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