美容室開業運営診断士、赤坂の美容室経営者プレイングマネージャでもある仲野 蓮が
偉そうに美容業界の事を語ります。
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Posted by 仲野 蓮 - 2010.09.01,Wed
赤坂の街で開業して丸十年
今年の6月で11年目に突入しました。
中には修業した店舗の時から、私が移っていくのを追っかけて、
ずーっと通い続けていただけている、ありがたーいお客様もいます。
ずーっと通い続けていただけている、ありがたーいお客様もいます。
長いお客様では、もう15年くらいお付き合いになる人も。。
そうなってくると、ある意味お客様の域を超えて
友達や親戚に近い感覚になってきたりするもんです。
(私だけかもしれんが・・)
(私だけかもしれんが・・)
ですが、そういうお客様ははハッキリいって稀で、
ほとんどのお客様は、少しずーつ流れていくのが私達の商売。
仮に一か月100名の顧客がいる技術者であっても
そのまま10年間、まったくお客様が入れ替わらないで、月間100名の顧客をこなしてる技術者はおそらくいないでしょう。
【お客様は流れていくもの】
今ではそう認識している私がいます。
2,3回で来店されなくなってしまう人もいるでしょうし、
世に言う一見さんも、業界的には多いでしょう。
年に6回くらい来店頻度のあるお客様を掴み
「これは顧客化したかなー」なんて思っていたら
そこで途絶えてしまったりしますよね。
私にも、もう10年以上お付き合いのあるお客様が
突然フッと来なくなってしまった経験も少なからずあります。
来てくれている人には、「なんで来店されているのか?」を聞く事が出来ますが、
来なくなってしまった人に、その理由を尋ねる事が出来ないのは当然と言えば当然なのですが、辛いところです。
来なくなってしまった人に、その理由を尋ねる事が出来ないのは当然と言えば当然なのですが、辛いところです。
私達職人は、技術的に至らないところがあったのだろうか?
と、一番に考えなければいけないのは言うまでもありませぬが
それだけが一番の理由であるかと言えば、そうでないパターンのほうが多分多い。
引っ越してしまった。や、もっと通いやすい美容院を見つけたなど、
環境の変化が一番多数なのかもしれませんが
家族や親戚が美容師としてデビューした。
美容院にお金をかけたくなくなってしまった。
こんなのもあるでしょうし、
もしかしたら、自分達のお店が入っている建物の他のテナントが気に入らない。
なんてものあるかもしれません。
なんてものあるかもしれません。
つまり、お客様は些細な理由で来なくなる。と言う事
もちろんそういう障害なんぞ関係なく、ずーーーーーっと通い続けてくれる人もいますが
どちらが多いか?
と考えれば明らかにそうじゃない人の方が多い。
と考えれば明らかにそうじゃない人の方が多い。
顧客は少しずつ目減りするもの
私達は集客を止めてはいけないのだ。
「集客をする為にはどうしたらいいんでしょうか?」
「新規客を増やしたいのですが、どの広告媒体がいいですか?」
などなど、こんなストレートな質問をされる事が多々ある。
これについての答えはハッキリ言ってない。
と、いうかある訳がない。
それが分かれば、世の中の店舗がこうも容易に潰れる事はないだろう。
ただ、私は集客というものが単に新規客を集めるものだとは思っていない。
以前私は、お客様を常に呼び込む姿勢としていつも【呼ぶ種】を用意しておけ!
と、いうような内容のコラムを書いた。
しかし【呼ぶ】事に成功して、来店してくれるようになったお客さまも、未来永劫ずっと来てくれるわけではない。
【呼んできてくれる人】は何も新規客ばかりである必要はないのだ。
一度以上来てくれている人なら、私達の店舗を少なくとも見た事がある訳で、
まったく知らない人よりも【来てくれる】確率は絶対に高い。
まったく知らない人よりも【来てくれる】確率は絶対に高い。
今回のコラムで一番言いたいのはまさにココだ!
【些細な理由で失脚してしまう人達】であるのだから
ちょっとしたキッカケで再来店してくれるかもしれない。
それを完全に失客してしまったからと思い込んで無かったものにしてしまうのは、あまりにも惜しい。
【呼ぶ】と同様に、【取り込む】と言うのは大事なことです。
そして【また来てもらう】
さらにそれをいかに継続できるか?
ここが商売の真髄である。
ここが商売の真髄である。
実際に手間やお金をかけて行うことから始まり
みんなあの手この手を思考してるのだと思う。
「じゃあどうしたらいいの?」
当然そういう質問が出てくると思う。
その答えはこのコラムで書きつくすには、パターンも量も膨大で、ここで書きつくす事は出来ないが、
よっぽどの店舗でないかぎり、経営者は常に集客を考えていなければいけないのだと思う。
呼ぶ(呼んでくる)→また来てもらう→取り込む
この三角形の図はどこから始まって、どこで終わっていいものでもない。
どこに手間とお金をかけるのかだって正解はない。
ただ、一か所だけに集中して良いモノではない。
以前のコラムで、【暇だ暇だ言う人間は仕事を探す能力がない】と言いましたが、
それと同様に、お客様が来ないとぼやいてばかりの人は
また来てもらう努力をしてない、呼び込みに行ってないとも言える。
広告にお金をかけられないのなら、掛けられないなりの方法は必ずある。
お客様は流れていくもの
私達技術者はお客様あっての商売
どんなに優れた技術と接客をこなせる自信があっても、その対象がいなければ話にならない。
今抱えている顧客は、未来永劫絶対の顧客ではない。
そして一番当たり前の事
いつも来てくれている顧客様であるからといって
油断などせず、毎回緊張感を持って接客するべきでしょう。
(ベテランになればなるほど忘れがちである:気をつけなければ!)
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仲野 蓮
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性別:
非公開
職業:
美容室経営
自己紹介:
千代田線赤坂駅徒歩0分の
美容室ティアマットの社長であり、
髪職人でもある仲野蓮が
美容業界の事を掘り下げて語ります。
どの商売でも起こりうる問題点に、
真正面から取り組みます。
開業運営メール相談も受けますので
お気軽にどうぞ。
メールはこちら→ren@tiamat.co.jp
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