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美容室開業運営診断士、赤坂の美容室経営者プレイングマネージャでもある仲野 蓮が 偉そうに美容業界の事を語ります。 店舗運営メール相談も受付中:ren@tiamat.co.jp
Posted by 仲野 蓮 - 2012.07.09,Mon
私は有限会社ティアマットの社長です。
と、同時に技術者でもあり社員達の指導者でもあります。
 
6/20でなんと干支が一回り!
13年目を迎えたティアマット。
 
今日はなんとか12周年を迎えれたティアマットという会社の経営者として
独立開業について私が思うことを、初めてコラムに書きたいと思う。
 
 
***
 
 
10周年を迎えた時に、以前はお付き合いがあって今は残念ながら縁の切れちゃった人達に、10周年報告ハガキを出しました。
 
それをみて連絡くれた人達も沢山いて
継続するって大事な事だなーって思ったりした。
 
 
「あっという間に10年経っちゃったでしょ?」
 
なんて事も沢山言われたりしました。
まぁなんと言うか、確かに本当にあっという間の10年でした。
 
けど、
 
「一年として同じ年は無かった。そして同じ毎日は無かった。」
 
そう感じている私は確かにいるし、決して楽な12年じゃなかった。
常に戦ってきた12年だったと私は感じてる。
 
 
 
一日一日は決して短くは無いんだけど
これが一カ月単位で捉えると、ぴゅーって過ぎちゃっている感じだ。
この感覚分かってくれる人もいるんじゃないかなぁ。って思う
 
 
なんと言っても常に様々な支払日がやってくる気がして
毎月頭を悩ませるのであるw(経営者はきっと皆ソウダヨネ!)
 
とまぁそんな私ですが、駆け抜ける日々の中でも常に色々と考えます。
 
 
本を買いに行っても自分の本を探す前に、お客様に喜ばれそうな雑誌を探すし。
 
旅行に行った時だって、その地方での流行りや金額をチェックしつつ
お土産を見ながらディスプレイ出来そうなモノはないかなー
って目を光らせている。
 
 
また気になる物件を見つければ、都内であってもなくても
管理会社に連絡して入居条件を聞き出す。
 
もしここに店舗を出すのだったら、どういう風にしようか?
どういう商売が出来るか?また資金はどれくらい必要だろうか??
 
こういった事はいーっつも考えている。(毎日じゃないけどナ)
 
 
 
色んな事を思い想い、趣味や遊びの事もたっくさん考えるけど
やっぱりどうしても最終的には、会社と社員の事が絡んできちゃう事が多い。
 
でもこれがきっと独立開業するって事なんだなーって思う。
 
 
 
毎日毎日同じ仕事だなーって思っちゃう人は独立には向かない。
この時間まで仕事すれば帰宅出来るって、
そんな風に仕事をこなしている人も、やっぱり開業には向かないと思う。
 
 
朝起きて会社に向かう。
赤坂の街はいつもと同じ光景だ、だけど自分の会社の前は別。
 
あ、「ティアマットの看板の位置がちょっと後ろへずれてるゾ。」
そんな小さな事が気になって直す。
 
自分の会社が風景になってきてしまった経営者は必ず停滞する。
 
 
 
赤坂という街には
と、言うか都内都心部にはやはり同業者の店舗は多い。
 
実際にお互いのお店を行き来しているお客さまもいるし
それはライバルといえば確かにそうなんだけど
 
 
前々から言ってますが、
8割近くを従業員2人以下のサロンが占めるのがこの美容業界。
 
そういう現状を踏まえて考えると、人口と店舗のキャパから考えて
一部特殊なエリアを除き【お客様の数はシェア】出来るはず。
 
これが私の業界経営理論の根底にあって、それなりに人気店舗は出てくるだろうけど、あまり他所の店舗は気にならない私がいます。
 
 
そうは言っても同じ街に、新しく美容院が出来ればそれは気になるし
ライバルは増えてほしくない!っていう気持ちも勿論皆無ではない。
 
ただ、それは私が出店したときだって周りの美容院達は考えただろうし
お互い切磋琢磨してよりよい業界にしていけばよいのだと思う。
 
 
 
一時美容師ブームが起こったとき、原宿青山辺りで美容院が乱立する時代があった。
 
今ではそれはすっかり寂れて、と言うかブーム以前の状態に戻りましたが
 
私達の業界はラーメン街みたいな状況は成立しにくい。
それはラーメンみたく毎日通える商品じゃないからだ。
 
 
上にも少し書きましたが、そうやって同じ業種がギュギュギュって固まって商売することによって
良い切磋琢磨な相乗効果が生まれ、レベルの高い店舗が立ち並ぶ良い面もあるけど
中には少しでも集客のためにって、コストを減らし安売りを始めたり。
 
悪い意味で足を引っ張り合ったりするケースも少なからず生まれてくる。
 
 
ちょっとだけ話がそれるけど、
 
集客に焦ってトンデモナイ割引を始め、そのまま廃業してしまう店舗も出てきたりする。
これだけは本当にカンベンしてもらいたい。
 
 
そのサービスでそのエリアの消費者に、その価格の印象付けたりされてしまうと、
仮にその店舗がソッコー潰れたとしても、その影響は適正価格で運営している店舗にも悪影響を与えるてしまうのだ。
 
 
私は集客のために安売りを始めた店舗は、どの業種であれ必ず衰退していくものだと思っている。
 
 
もちろん100円ショップとか1000円カットのことはこれに当てはまらない。これは元々がこの価格であって、その会社の適正価格だからだ。
 
私が言いたいのは、必要以上の割引をし始めた店舗のことだ!
 
市場を崩すような割引価格設定は是非ともやめてほしいものである。
 
 
 
適正な距離、適正な価格。
 
自分達だけが目立てばいい、儲かればいい。
ってそういう風に考えなければ、私は多少ライバル店が多くともお互いにやっていけると思うんだ。
 
 
 
 
開業した人はその瞬間から常にストレスと戦い、支払いの日程に頭を悩ますことになる。
 
独立開業するまでは夢の実現への階段を上る毎日だったけど
これからは社会の常識という現実の中を泳いでいかなければならない。
そしてそれを引退するまでずーーーっと続けていかなければならない。
 
 
今の時代を鑑みて、
私はこの業種での独立開業をあまり勧めない。
 
でもそこへ身を置いたのは自分の意思な訳で誰のセイでもない。
それに対してイイワケなんかしちゃいけない!
 
 
自分の会社にどんなに親身になってくれる人がいたとしても、
責任を取るのはもちろん自分だし、景気が悪くなった時に
一番最初にカットしなきゃいけないのは自分の報酬だ。
 
人が足りなくなった時に、時間を無視して働かなきゃいけないのも、当然のことながら自分である。
 
 
それができない、考えれないような頭なら開業などするべきではないし
今すぐその会社を誰かに売るなり譲るなりしたようがいいでしょう。
 
 
 
今年で12周年を迎えた私の会社は、ここまで来てやっと
周りから頑張ったねーって言われるようになってきました。
 
 
自分で自分のことをこう言うのもアレですが、
平均的な美容師の男性として、今までの私を客観的に振り返ってみると
なんともまぁ、よくあんなんでやってこれたなぁって心から思う。
 
ハッキリ言って、ここまで一応の成功を収めてきてのはマグレな部分も多い!
 
でも運で膨らんだだけの要素も多かったけど、私はその中身を必死で詰め続けた12年だったとも思う。(今も詰めてるけどね)
 
やりぬく覚悟だけで乗り切ってきた部分もありまくる。
 
 
 
最初の13坪の小さな小さな店からコツコツ成長して今に至ります。
 
 
店舗も倍以上に広くなり社員もお客様も増えました。 
取り引きする業者や人間も増えました。
 
自分に寄せられる期待もずいぶん増えたと思う。
きっとこれが会社が成長するってことなんだと思う。
 
 
 
開業する人間に対して、人は応援半分疑問半分で接してくる。
それによって益が得られるかもと期待してくる人も現れる。
 
 
【成功するまでやれば成功する】と、私は常々口にするが

もう一つ大事な事は「辞めない事」
 
自分が辞めると言う事はすなわち会社を辞めると言う事。
今まで頑張ってきたものが全部ぱーだ。
 
 
それをみた周りの人は必ず『やっぱりね』って言ってくる
 
そんなの言わせたくないじゃないか。悔しいよね。
 
継続は力なりとはよく言ったもんで、
何年も頑張っていると、「ほー思ったよりやるじゃないか」って
そんな評価に代わってくる。
 
 
でもどんなに頑張っていても途中で辞めちゃうと、
『やっぱりね』って言われちゃうんだ。
 
 
 
私は最近こんな言葉を人からもらい大事にしてます。
 
『良い時は奢らず、悪い時は不貞腐れず。』
 

自分の景気が良い時は、手を貸してくれる人や親身になってくれる人が沢山現れるでしょう。
 
でもその人達も自分に見込がないと思えば、ササっと手を引きます。
 
不貞腐れている人に手を貸そうなんて人は普通はいません。
奢っている人に親身になれる人もそうは居ないでしょう。
 
 
 
調子のいい時に足元を救われないよう、騙されないよう
調子の悪い時に信頼をなくさないよう、ダメスパイラルに陥らないよう。
 
決めるのは自分だし責任をとるのも自分。
経営者は確かに孤独だけど孤高であるべきだと、私は考える。
 

 
 
一度開業したら、今まで10年じゃなくこの先も10年
そのまた先の10年と自分が引退する日まで、責任もって続けなきゃならん。
私もまだまだ到達してないし、距離もある。
 
 
でも続けていればその時はいつか必ずやってくる。
 
その時がきたらやっと『お疲れ様』って言ってもらえる。
 
その日が来たら私はきっと泣くと思う。
 
 
そしたら自分に「おめでとう」と言って今までの我慢を全部許してあげよう。
 
 
その日は必ず来る。ハズ
 
 
だから私は今を思いっきり生きようと思うんだ!
 
 
 
成功するまでやれば必ず成功するのだ!! 

 
 
 
ガッツだぜ!!
 
 
 
 

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プロフィール
HN:
仲野 蓮
性別:
非公開
職業:
美容室経営
自己紹介:
千代田線赤坂駅徒歩0分の
美容室ティアマットの社長であり、
髪職人でもある仲野蓮が
美容業界の事を掘り下げて語ります。

どの商売でも起こりうる問題点に、
真正面から取り組みます。

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