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美容室開業運営診断士、赤坂の美容室経営者プレイングマネージャでもある仲野 蓮が 偉そうに美容業界の事を語ります。 店舗運営メール相談も受付中:ren@tiamat.co.jp
Posted by 仲野 蓮 - 2010.08.02,Mon
以前のコラム『美容師の個性』にもちょこっと書きましたが
私達の業種は服装に関してはかなり規制が低い。

2:美容師の個性 
http://lenstly.blog.shinobi.jp/Entry/5/

 

それはファッション業界というところで勝負している人間が、型にハマってしまっては良い仕事ができない!

ってのがあるのだと私は理解している。

 
が、ファッション業界に身を置くからと言って
どんな格好、髪形でもいいのか?
 
って言われればそれは当然NOと言わざるを得ない。
 
 
たまにファッション業界はアートの世界だと、勘違いしている輩がいるが、
ファッション業界そのものはアートなどでは決してない。
 

確かに、ファッションそのものはアートかもしれない

が、そこで商いをしている以上は
私達は芸術家ではなく、ファッションという商品を売っているのだと意識しよう。
 
 
芸術というのは、
周りの人間達から認められて初めて芸術作品と呼べる
 
 
シャッターにスプレーで落書きをするバカな犯罪者共が
それをアートだ!と言うけど、それが認められないのと一緒。
 
 
美容師はファッション業界であり、サービス業であり、第3次産業である。
 
産業である以上は社会人として最低限の装いは求められて当然
人を不快にさせるようなファッションは避けなければいけない。
 
 

私も若かりし頃、髪を青く染めるのに非常に凝りまして
(和人の髪を奇麗な青にするのは結構大変)
青く染めた髪の毛をモヒカンにして立てたりしてて
 

その髪形は元々強面の私になかなか似合ってたしく、美容師の仲間内には大好評だったんだけど、

当時の店長先生のお客様に『あの子怖い』と言われて、その髪形が禁止になってしまった事がある。
 


当時の私は、ナンダヨーってふてくされてましたが
接客される側の人に【怖い】って言われてしまえば
それをお店としては許容するわけにはいけない。
 

それが個性とマナーの境目なんだと私は思う。
 
 
 

また夏大好き人間の私は、海も大好きだけどプールにもよく行く。
 
そんなプールや温泉施設にいくと、たまに包帯やテーピングを腕や足に撒いている人間がいる。
 
最初は怪我でもしてるのかと思ったら、どうやらタトゥーを
隠すために腕に巻いて見えないようにしてるっぽい。
 


ダサイ! ダサスギルゼ!!

 

最近のプールなどの施設では、刺青禁止のところも多い。

当たり前のように入れている国も多くあるのは、私も理解してます。



実際に私の義理の弟はアメリカ人で、体中にタトゥーが入ってる。
私はそれを当たり前のように受け入れてるし
 

自分が通っているスポーツクラブは、外国人が多いのを考慮して
刺青がオッケイなのもあってか、全身和彫りの人も来ている。
 
 
それは本人達の意志でやっているので、私はまったく否定しない
(実際に全身和彫りの人の立ち姿は見事としか言いようがない)


が、残念ながら現在にっぽんでは、あまり良いイメージを与える事が出来ない。
 
 
 
文化が違うんだからしょうがない
 
マリファナおっけいな国があるんだから、
にっぽんでも問題ないでしょ?

 
などとふざけた理論が通らないのと同じ。
 

 
外国人はともかく、

もともと刺青を入れる人間達は
それが周りにどういう印象を与えるかを、
キチンと分かったうえで
彫り物を入れているので、今さらそれを万人に認めてもらおうとは思ってません。

その辺はキッチリ弁えてるのが勇ましい。
 
 

遊び感覚で入れて、禁止される場所では隠して、ちょっと敬遠されると

「これって個性だよファッションだ」と言ってのける



そんな中途半端な個性なら最初からやるな!

と私は言いたい。

 
 
それはグロッキーな印象を与えるかもしれないモノ。
 
接客業に務めるのであれば、それなりの覚悟が必要であると言う事。

中途半端に隠すようなモノを、個性なんていうナンパな精神が許せない訳だ。
 

 
もちろん刺青タトゥー大好きな人間もいるだろう。
そういう人の集まるお店だって沢山あると思う。
 


誤解しないでもらいたいのだが

こうは言っているけど、私自身そんなに嫌いなわけじゃない。
どちらかと言えば好きな方だ。
 

ただ言いたいのが、中途半端に個性とかファッションとかを口にして、
我慢することをしない言い訳にしてほしくないということ。
 

 
これは以前にも書きましたが
 
一人でやっている店ならともかく、いくら本人に似合っているからと言って
見る人に強くマイナスのイメージをもたれるようであれば、それはノーと言わざるをえません。
 

 
全員に好かれるのは無理でも、
全員に受け入れられるのは可能だと思う。
 

本当にこれが社会人としての最低ルールなんだと思う。
 
 

よく亭主改造計画とかで、出てくるスタイリストさんの言葉を借りると

 
「ダサい旦那さんを変えようと思ったら、
まず仕立てのいいスーツと靴を着せなさい」

と、アドバイスをするそうだ。


 
なるほど『病は気から』じゃあないですが
格好をキチっときめると、気持ちが引き締まるのはよく分かる。
 

 
【ある程度、服装の乱れは心の乱れというのはあるのだろうと思う。】
 


中身が伴わず、格好だけつけるのはカッコ悪いけど
恰好をキメテ、気持ちをシャキッとさせるために、格好から入るのはいいのかもしれませんね。



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プロフィール
HN:
仲野 蓮
性別:
非公開
職業:
美容室経営
自己紹介:
千代田線赤坂駅徒歩0分の
美容室ティアマットの社長であり、
髪職人でもある仲野蓮が
美容業界の事を掘り下げて語ります。

どの商売でも起こりうる問題点に、
真正面から取り組みます。

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