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美容室開業運営診断士、赤坂の美容室経営者プレイングマネージャでもある仲野 蓮が 偉そうに美容業界の事を語ります。 店舗運営メール相談も受付中:ren@tiamat.co.jp
Posted by 仲野 蓮 - 2010.02.28,Sun
 
新規顧客の獲得や、既存顧客固定の為に
様々なサービスを提案していると思う。
 
その中で一番ダイレクトな方法であり
一番分かりやすいもので、技術料金の割引サービスというものがある。
 
 
そんな料金を割引するという行為は
手っ取り早く集客を考えた時に、もっとも効果の高いものの一つかもしれないが
 
私達の様な日銭顧客商売に於いて、特に注意が必要だったりするのが
この、料金割引によるサービスだったりする。
 

 
今日はそんなお話。
 
 
 
元々が値上げなどの料金改正の難しい業界。

事実、美容業界では15年間パーマの客単価が変わっていないと言う
残念なデータが現実としてある。
 

 
お客様達と親しくなってきたりすると、少し料金をサービスしたくなるってのは、みんなあると思う。
 
それは家族みんなでいらしているからとか
男性なのでブロー時間が少ないからとか
料金サービスをする理由は色々あるだろう。
 
 
しかし、こちらはあくまでも善意で割引サービスをしているのに
ずっとそれを繰り返すと、お客様にとってはそれが普通に
それがいつもの価格になってしまうので、こちらも注意が必要だ。
 
 
顧客を長く抱えていると、それ以上の客単価アップを望むのは
実は困難な場面も多い。(値上げを言い出しにくいなど)
 
いざ客単価を上げたくなった時に、それを顧客に伝えそのまま納得してもらう事は、恐ろしく困難である。
 
 
 
そして、私は新規客の35%以上の割引には賛成できない。
 
 
新規客はどの店舗でも欲しい。それは分かる
 
 
でも、一見さんだけを回す大型店や
アシスタントを多く抱えられるのであれば、その限りではないが
 
個人店で定価の3分の1以上の割引ってのは
私の中で商売に於いてやってはいけない事の上位だ。
 
 

まず定価の価値がなくなってしまう事。
そしてその価格を元に戻せなくなってしまうと言う事。
 
さらに、正規の金額で来ていただいている既存のお客様が、その大幅割引の事実を知ったら、定価での支払いが馬鹿らしくなってしまうことなどなど
数え上げればきりがない。
 
 
お客様が再来店や再々来店を考えた時、
定価になってしまうとおそろしく金額が変わってしまう事で
リピート率に悪い影響がでるっての間違いのない事実だ!
 
 
 
上にも書いたけど、元々が値上げ告知の難しい業種。
 
特にお客様との距離が近い個人店の場合、一回下げてしまった値段を元に戻すのは本当に難しい。
 
 
ティアマットくらいの規模であれば、
「すみません、次回から少しだけ料金を改正させて下さい。」

や、

「今回から割引率をこうさせて下さい」スンマセン社長の指示なんですっ!
 
 
と、会社で決定した事として告知できるし
上の立場である人間なら、「自分が示さなければいけないんです。」
と、こういう言い方も出来るかもしれない。
 

 
だけどそれほど人数の居ないサロン場合は、なかなかこういう言い方をする事が難しく、ダイレクトにその反応が伝わってしまうことになる。
 
 
確かに美容室は飛行機やホテルと同じように
空いている時間や場所があると、マイナスな業種ではありますが
値引きのし過ぎには本当に注意しなければいけない。
 
 
 
ちょこっと、気持ち程度の割引サービスであっても
その少しを、また上げるのは恐ろしく困難な事だということを
肝に銘じておきましょう。
 
 

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プロフィール
HN:
仲野 蓮
性別:
非公開
職業:
美容室経営
自己紹介:
千代田線赤坂駅徒歩0分の
美容室ティアマットの社長であり、
髪職人でもある仲野蓮が
美容業界の事を掘り下げて語ります。

どの商売でも起こりうる問題点に、
真正面から取り組みます。

開業運営メール相談も受けますので
お気軽にどうぞ。

メールはこちら→ren@tiamat.co.jp
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