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美容室開業運営診断士、赤坂の美容室経営者プレイングマネージャでもある仲野 蓮が 偉そうに美容業界の事を語ります。 店舗運営メール相談も受付中:ren@tiamat.co.jp
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 仲野 蓮 - 2012.05.14,Mon
『○○君、最近技術練習してる?』
 
今朝の朝礼を兼ねたミーティングでの話。
 
 
ここのところそういう姿勢がみられなかったし
技術指導の担当からもそういう話を全然聞かなかったので、ちょっと聞いてみたのだ。
 
結果的には技術トレーニングを怠っていた事が発覚。
 
 
最初に断っとくけど、この○○君は決して怠けものではない
 
営業態度はまじめだし、素直に指導にも従う
将来はきっと良い美容師になるだろうなーって、期待もしている新人だ。
 
 
では何故最近技術の勉強をしていかなったかと言うと
 
それは単純にティアマットがすげー混んでて忙しかったからだ。
 
 
それなりに人数をかかえる店舗でなくとも
疲れて早く帰りたい。前日遅かったので、早出の練習はちょっと厳しい。
 
それは確かにそうだ。
そんな時だって絶対にある。
そういう時はレッスンを休んでもイイと思う。
 
だけど、ずーっとそれを言い訳にして練習しないというのは
私達職人の世界ではどうしてもオッケイとは言えない。
 
 
こういう時に自分の過去を引き合いに出すのは
あんまり好きじゃないけど、私の修行時代は練習してない日は無かった
 
ハッキリ言って一週間のうち6日は必ず
練習用ウィッグに向かい、何かは作っていた。
 
「それは早く一人前になりたい!」
 
っていう想いがもちろん一番強いけど
やっている姿を全員に見せたいっていう気持ちもあった。
 
 
「あいつ頑張っているな。」ってそう思われたい気持ちも
少なからずあったのを私は認めている。
 
 
当時まだまだ昔の封建的な美容業界の名残があってなのか
 
下の人間が例え早番であっても
先輩よりも先に仕事をあがってはイケナイという(もちろん強制されている訳ではない)
変な常識もあって、例えお客様が居ない状態であっても
最後まで残るのが普通だった。
 
 
また普段の自主練も、自主練なのにも関わらずしないのは論外で、
サボっていると思われちゃったりすると、先輩の中にはヘソを曲げて
 
「あいつ練習しないから、技術指導は教えない」
 
なんていうスタンスの人も少なからずいた。
 
 
そういう人は極端なんだとは思うけど、今の立場の私だって
やっぱり積極的に練習している新人には、指導も熱心になるし期待もする。
 
そりゃそうだよね。うん
 
 
アシスタントが沢山いて、皆で競い合ってる積極的な店舗なら
練習をする環境もまた大きく違うんだと思うけど
 
ほとんどが2人以下のそういう小規模店舗なこの業界では
そうでない環境の方が多いと思う。
 
現にティアマットのような中規模サロンでも、冒頭のように起こりえた訳だしね。
 
 
 
今日ここで私が言いたいのは
 
美容室の業務を通常通り行うというのは大前提の上で
今修行中のアシスタントが何をしなきゃいけないかと言うと
 

【今すべきは勉強】であるということ。
 
 
シャンプーからはじまって、カットやメイク、アップセットまで
電話応対からお金をかけないちょっとしたサービス、貰って嬉しいDMの書き方。

覚えなきゃいけない事は沢山あるし
勉強というのは、ずーっとしていかなきゃいけない。
 
 
でもやっぱりまず一人前になるまでは
【技術レッスン】はどんなに大変な時でも怠っちゃいけないんだと
職人でもある私はそう強く思うんだ。
 
 
もちろん技術者になっても技術の勉強はしなければいけない。
 
ただ技術者がすべきことには、技術勉強以外にも大事な事がある。
それは集客をする事と、失客をしないようにする事。
後輩に技術教育をする事。
 
前にも言ったけど、世代交代がうまくいかないところに未来はない。
 
         コラム28:【アシスタントの仕事って?】
http://lenstly.blog.shinobi.jp/Entry/31/
 


普通自動車の免許を合宿以外で取得した人は、多分経験あると思うけど
ながーい教習の中で、必ず中弛みする時期ってあるよね?
 
少し運転っていうものが分かってきて、それなりに乗れるようになってくる。
沢山の学科も受け、取らなきゃいけない時間割がちょっと先だったりすると、面倒になってきたりとかして
さらに配車の予約も思うように取れなかったりすると、まぁまだ時期も有るしいっかー。
 
みたいな
 
 

私達髪職人もそんなにすぐ一人前にはなれるわけもなく、
普通自動車免許の教習生活なんかよりも遥かに長い時間が必要だ。
 
そうなってくると日々の通常業務で、どうしても楽な方に流されてしまう日も出てくる。
 
いーっつも切磋琢磨して本気で技術トレーニングに望まなくても、
なんとなく今出来る技術で毎日が流れていくし、それなりに楽しいサロンワーク。
 

そういう時期って、ぜぇったいに来る!
 

 
これは一種の【慣れ】なんだと思う。
 
 
私が自分自身の経験も含めて考えると、それがやってくる時期は、技術者への階段を昇る途中で概ね二回。
 
一回目はカラーが入客できるようになって、それなりに任されるようになった時と
二回目はカットモデルに入り技術者直前のタイミング。(それ以外にもあるよきっと)
 
 
お客様への入客が増え、仕事が任されるようになり
自分の立場が確立されてくると【慣れ】は起こりやすい。
 
 
特に技術者一歩手前のカットモデルレッスンが始まると、
モデルさんを連れてこなければ、どうにもレッスンが進まなくなってしまうので停滞しやすいのだ!
 
 経験のある人も多いと思う。


 
今現在はトレーニング中、修行中の身ではあっても、
それなりに自分のこなせる仕事も多くなり、色々任されて日々が充実してきてる。
 
ホント楽しいんですよね。そういう立場の時って。
 

全技術者のアシスタントでもあるから適当に忙しくもあり、
お客様からもアシスタントのトップとして自分の事を認識してくれて、可愛がってもらえたりとかもして、担当技術者も含めての会話も楽しかったりする、そんな一人前一歩手前。
 
分かる。 その気持ちは私も分かるんだ!
 
でもここで止まってはいけないのだ!!
 
 

さっき教習所の例を出したけど、それに例えるなら
今現在普通免許を持っている人達で、教習所生活が良かったなんて思っている人はいないでしょ?

今思い返せば、面倒な事も多かったし教習所生活なんて、さっさと終われるならそっちのほうが良かったでしょ?
 
技術トレーニングも一緒。そういうもんです
 
 
少し話は反れるけど、もちろんメインで施術する技術者としてじゃなく、
アシスタントとして職務に就きたいと考えている人もいると思うし、そういう職種だってある。(医師免許をもった看護師みたいなイメージ)
 
実際にティアマットにも一人前であっても技術者としてではなく、
名称は違いますが【一人前のアシスタント】というポジションがあります。
 
だけどそれは技術者としてのテクニック、
一人前の接客術を身につけてから就けるポジションであって、技術者と同等以上の立場です。
 
アシスタントという立場では同じなので、近くみえてしまうかもだけど、
見習いである修行中の美容師と一緒では絶対にない。
 
 
勘違いしてはいけない。
 
アシスタントと見習いは違うんだ!
 
 
業界的にはアシスタントという括りは修行中の事をさすけど
【一人前のアシスタント】そういうポジションもあるってこと。
 
 
 
話を戻して、修業期間中は何をすべきか?
 
見習い、修行中の身ではあってもイチ社会人
会社(サロン)の業務を全うするのが仕事です。
分かっていると思うけどトレーニングばかりを優先してはイケナイ。
 
そんなのは当たり前だよね。
 
 
ただ、一人前として技術者としての技量を持てるように、
【修業期間を一日でも短くすることが見習い美容師の勤めである。】と、声を大にして言いたい
 
少しでも出来る技術を増やすことが、自分の為でもありサロンの為でもあるのだ!
 

 私はやれば出来るって言葉が嫌い。だって【やらないから出来ないんでしょ?】


「いつやるんだ?」ってそれは『今』でしょう



一人前の一歩手前は確かに楽しい。
でも、一人前になってからの方が絶対にもっと楽しいゾ!間違いない!!
 
 

今すべきはなにか?
 
 
今すべきは勉強だ!!  
 
 
みんな早く一人前になれ!!!

 

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Posted by 仲野 蓮 - 2012.03.23,Fri
現在美容業界では30歳までに80%の美容師が辞めていきます。
この場合の辞めるっていうのは【会社を辞める】、ではなく
美容業界自体から辞めていく事を指す。
 

そして美容師の平均年収(技術者や経営者も含む)は286万円
平成23年度現在日本人の平均年収はおよそ430万円
実に150万円くらいの差がある。これが美容師の現状。
 
これは上に書いたように、美容師が美容師として稼げるようになる前に
業界を去ってしまうって事にも原因があるように思える。
 
 
これはこの業界で勝負している私にとっては、とてもとても寂しい。
だが現行美容師免許制度が変わらない限り、恐らくこれからも続くのだと思う。
 
他の業種に比べて、圧倒的に若い世代の入れ替えの多い業界とも言える。
 
 

そんな業界の中
ティアマット一家の連中はあんまり人が入れ替わらない。
 
うちの連中は事情があって退職する人間以外、仕事がきつくって辞めた
や、人間関係が悪くなって辞めたっていうヤツはほとんどいない。
 
それはうちの連中皆がレギュラーだからだと私は思う。
 

レギュラー、一軍
 
今ティアマット一家で余分な人間はいない。
 
 
1年目の社員だって、立派なティアマットの顔だ。
入社当初はどこかやっぱり、よそ者だった彼だが
今では立派な【ティアマット顔】をしてやがる。
 
そんな空気が皆の士気を高め合っているんじゃないかなーって思う。
 
 
 
さてさて、先日また都内美容専門学校へ講義に行きました。
 
まぁこれに関しては自分が常日頃思っている事を
つらつらと語るだけなので、そこまで改まったモノじゃないのだが
聞く方からしてみると、きっといつもの先生と違う先生なワケだから
若干身構えて聞く姿勢になるのはいつものこと。
 
今日はこんな話をしてきました。
 
 
***
 
 
これから就職する一店舗目って凄い大事で、きっとここに居る殆どが
まだ社会人を経験してないと思うけど、初めての社会人になるステージは
そこで自分の常識のベースが作られるって言っても過言じゃない。
 
 
私が元々勤めていたのは業界老舗の大型店。
社員もかなりの数に上るそんな店舗でした。
 
例えば、私の初めての会社でこんなことがあった、
入社して六ヶ月が経ちある朝礼での事。
 

当時の上役がこう言った。

 
「君達インターン生も、六ヶ月が経過したので有給休暇が付きます。但しこの有給は使わない様にして下さい
 

よく考えればおかしいよね?有休って休みが有るって書くんだよ?
 
 
でも当時のその店舗では有給は使ってはいけない雰囲気で、
実際に自分の少し上の先輩達もそうしていた。
 
そんな私もそういう空気の中では、自分だけなかなか使う訳にもいかず
先輩達の顔色を伺いながら、有給申請をしていた覚えがある。
 

なんだかなーって、そんな話だけど
いまだに自分の中で、有給休暇って使っちゃいけないモノってのが
なんとなく根付いていたりしてる。
 

もちろん今のティアマットでは、自分のそういうイヤな経験を反面にして
そうならないように配慮してるけどね。
 
 
 
さてさて、今ではこんなエラソーな私ですが、当然新人の頃もあった。
 
当時の私の同期は8名。同じ店舗内でも6人も居た。
今考えればこの人数をイキナリ採用するって事は凄い事だ。(絶対に余る)
 
これはきっと辞めていくであろう人間も見込んだ数字だったと思う。
 

実際、1年で一人辞め2年目でもう一人が違う店舗へ行き
私もその6人の中では一番出世だったけど、3年で辞めてしまった。
 
辞めた理由はといえば、少し前に会社を去った先輩技術者からのお誘い。
言葉を代えれば【引き抜き】のお話があったのと、
私は開業するつもりだったので、いきなり大型店など出せるわけないので
小さい個人店も見ておきたかったってのがあった。
 

もちろんその先輩技術者が単純に好きだった。ってのも大きな理由の一つなんだけど
当時私はいわゆる大型店に起きがちな、いわゆるシラけた空気が気なり始めてきていたのだ。
 
 

あの時なんで辞めたのかなーって思う時がたまにある。
 
どうだったら自分は辞めなかったのかなーって考える事がある。
 
 
 
私は、そこに居る自分の顔があまり好きじゃなかった。
 
人って「自分の本当はこういう人間なんだ!」とか「私はそんな考え方なんてしてない!」
っていっくら主張したって、その人の概要って周りの人が決めて作る。
 
世間には体があって、世間には目がある。
その世間がその人の外観を形成していく
、これはある意味しかたない。
 


私はその店舗の人間関係が作る自分の殻が好きじゃなかった。
そこでの自分の顔があまり気に入ってなかったんだと思う。
 
 
一応は早く出世して行っている身ですから、少しは期待してもらえてたのかもしれない。
ただそれを口に出して表現してくれる上役はいなかった。
 
他店の店長さんや、今でも尊敬している本部の部長は
それこそそういう言葉も掛けて頂けたけど、同店舗内ではそういうのはなかったんだ。
 

なんて言うのかな、私にもきっと努力が足りなかったのだろうし、
さらに私がずっとずっと子供だったんだと思うけど
私はどうしても【愛されている感】が感じれなかったのだ。
 
 
たっくさん社員が居る中で、一人の人間だけを特別扱いする訳にはいかない。
 
そりゃそうだ
 
 
中には誉めて伸ばすより、貶して焚きつける方が成長するタイプもいるかもしれない。
誉めてばかりいると慢心してしまい、成長が止まるヤツもいるかもしれない。
 
ただ、あんまりにも誉められなさすぎると愛社精神がなくなっちゃう。
この会社の為に、この上司の為に頑張ろうってそんな意欲が湧かなくなってきちゃうのだ。
 

この感覚って分かってもらえるだろうか??
 
 
 
私はね、当時の自分がその店舗のレギュラーになれている気がしなかった。
 

もしかしたら一軍選手だったのかもしれない。認めてくれてたのかもしれない。
でも私にはそれはどうしても感じれなかった。

 
そんな状況下、そこに居る自分が心から笑えているとは思えなかったのだ。


 
だから自分の居場所がしっかりとあって
そこでの自分と周りが形成するその自分の概容とが、あまり乖離していない店舗に就職して欲しいと思います。

 
せっかくそこへ就職し、そのサロンの人間に加わるんだったら
レギュラーとして、顔として、一軍としてやらせてもらえる店舗で働いて欲しい。
 
 
***
 
 
これから色々と自分が就職すべきサロンを探して、就職活動していく美容学生達。
 
もうどちらかというとベテラン組になってしまうキャリアの私。
確かにそんなに儲からないし、どちらかといえば報われにくい業界なことは骨身にしみている。
 

でもねでもね、この業界の楽しさは少なからず感じてる。


 
今日まではなんとか私は勝ち抜けてきてはいるけれど、
何度も何度も危ないタイミングはあった。

 
結果として今日に至ってるけど、私は美容師で良かったって思ってる。
 


まだまだ自分の事を許せる段階までは到達してないけど
この業界でこの先も勝ち抜いていきたいと思ってる。
 
 
そんな美容業界にこれから足を踏み入れる新人達。
 
 
辞めないで欲しい。勝ち抜いて欲しい。
少しでも残念なデータの底上げをして欲しい。
 
 
自分のイイ顔が出来るサロンで

 
全員レギュラーになるんだ!!

 
 

みんな辞めんな!!


 
 
今日はこんなお話でした。



拍手[12回]

Posted by 仲野 蓮 - 2012.02.20,Mon
お客様の待合のディスプレイ棚に埃がたまっている。
先週末に気がついてはいたんだが、誰か気がついてくれるかなー
って思い一週間黙っていた。
 
結局今日の今日まで誰も気がついた様子がないので、今朝の朝礼で一喝!
 
 
『何で誰も気がつかなかったのか?』
 
との私の問いに、一年目の社員が応えた
 
「その場所は自分達があまり入らないから」
 
 
そう、その通りなのだ
お客様の待合というのは、私達サロン側の人間がなかなか立ち居る事のない場所。
 
だからこそ、そこの掃除がおろそかになってしまう。
当然と言えば当然の事。
 
 
私はよく社員達に言います。
 
『お客様目線に立って考えろ』
『自分達視線を景色にするな』
 
これがどういうことか?

 
お客様目線に立って商売をするという事の意味は多岐にわたり
様々な角度から切る事が出来ます。

もちろん接客の中で、「いらっしゃいませ」そしてカウセリングから始まり
スタイリングをして会計「ありがとうございました」まで
当然のことながらお客様目線に立って、やらなければいけない事は山ほどあります。
 
これら全てこの先書いていきたいテーマでもありますが
今日はまず、冒頭の会話にもあった、フロアのお話をしようかと思います。
 
 
 
待合ブースの汚れもサロン側の気がつかない事の一つだが
他にもサロン側が見落としがちなモノってのは案外沢山ある。
 

汚れ関係で言えば、セット面の鏡の汚れってのは割と気がつきやすいのだが、手鏡の掃除は案外見落としやすい。
 
小さなお客様(お子様)が帰った後、
低い部分に小さな手形が沢山付いているのだが、大人目線では見落としやすい。
 
 
シャンプー台も普段から見なれているせいか、
ひざかけがクシャクシャになっていてもほっときがちだし
多少水滴が散らばってても気にしてないケースが多い。
 
毎日の業務に慣れてしまうと、これも景色になってしまいがちだ!
 
 
お客様の上に並んでいる業務用シャンプーリンス達は、きちんと整列しているか?
 
その場所に丸められたカットクロスやパーマクロスは乗っかってないか?
 
使いかけのタオルがぽーんと放られてないか?
 
 
美容師からしてみると毎日沢山見る光景かもだけど
お客様目線で見たらだらしないだけなんだぜ。
 
 
 
そんな中、シャンプー台でもっともやってはいけないウッカリは
濡れてるシャンプークロスとその臭いだ!!
 
中にはお客様に指摘された事のある美容師もいるかと思うが
シャンプーというのは、ほとんどのお客様に行う行為で
私達からしてみるとあまりそこの重きをおいてない。
 
なのでぜーんぜん何も意識せずに、そこにあるシャンプークロスを使ってるが
特に臭いは失客の繋がりかねない大問題!!
 

注意するんだ!その臭いはかなり強烈だぞ!
もしお客様が気になっちゃったら最悪だぞ!!
 
 
一客ごとに消毒しろ!とは言わないが(本当は美容師法的にはしなきゃダメなんだぜ)
一回のシャンプーごとに、濡れているかいないかのチェックと、その臭いは絶対に注意しなきゃならない。
 

【臭いは目に見えない汚れだ】と認識すべきだ!
 
これは声を大にして言っておきたい。
 
 
 
そして美容師目線において最も景色になりがちなのは
 
そう【髪の毛】だ!!
 

当たり前のことだが、私達美容師は髪の毛を見なれている。
つかそれが商売だ。
 
 
でも忘れちゃいけない
 
今までお客様の頭に生えていたその髪の毛ってやつは切って床に落ちると、それはゴミとなるんだ。
 
 
 
サロンの毎日を景色にしない事
 
 
例えば掃除
 
お店が汚れてくる。
 
これは一日でドカって汚れるわけじゃないから気がつきにくい。
でもちょっとずつお店ってのは汚れてくる。
 
 
お客様は基本的に久々にやってくる人達。(毎日来ないって意味)
 
久々にやってくる人はその汚れに気がつく。
すると、なんだか店がキタネーなって思われちゃう。
 
きっとこれはどこの店舗どんな業種でもそうなんだと思う。
もちろん一般の家庭や自宅にも当て嵌まるね。きっと
 
 
 
例えば納品された商品の入った段ボール。
 
すぐ商品棚にしまおうと思ってたけど、ちょっと忙しくなってしまったので後回しに。
その出っぱなしになっている段ボールを見て人はどう思うか?
 
 
毎週やってくるその商品の段ボールは私達にとっては見なれた景色だ。
だけど、久々にやってくるその人はそう思わない。
 
他所の家に行って段ボールがそのまま置いてあるのって
片付けられない人に思っちゃうよね。
 
 
 
さらに、上にも書いたけど
一番私達の業種で気をつけなければいけない事は、
切った髪の毛をそのままにしないと言う事。
 
 
特にカット後のシャンプーが終わってセット面へ戻る時に
切った毛くずがそのままになっていると、
お客様はほぼ100%の確率でキタナイって思う。
 
 
 
さっきまでは自分の頭に生えていたはずの髪の毛が
切り落とされて床に落ちると、それはとても不快なモノのと変わる。
 
たとえそれが椅子の上に乗っかっている訳ではなく
直接触れない床にあるとしても、毛が散らばっている席に戻るのは
口に出さなくってもイヤなものだ。
 
 
もしかしたら言われた事があるかもしれない
その日沢山の髪の毛を切ったお客様が、床に落ちた自分の髪をみて
 
「わぁ、貞子みたい!キモチワルイ!」
 って
 
その感覚は分からなくもない。 
 
 
まぁでも、もしこれからそういう場面に出くわした時は
まずは笑ってかわしつつ
 
『貞子は髪じゃねぇ』と切り返してなんとかその場を凌ぎ笑いにしとこう。
 
 
でもそう思っちゃうお客様は少数じゃない。
 
 
 
 
私達にしてみれば床に毛が散らばっているなんていつもの事。
 
 
その日はウッカリ掃き忘れてしまっただけの事で
その後【チェックカットもする事だし、纏めて掃けばいい】かな。
 
そう思っちゃいがちだけど、それはイカン!!
 
 
雑誌の間に挟まった毛もそう。
 
自分達はもう当たり前に見てるモノでも
お客様目線ではそうではないってこと。
 
 
例えば飲食店の調理場なんかだと、ゴキブリは普通にいるらしいけど
食べているフロアにワサワサ出てこられたら、二度と行かないでしょ?
 
 
 
【景色にしない事。】

これが商売において凄く重要。
 

 
お客様目線になって考えるって事は
 
自分達目線を景色にしない事。
考えている事も景色にしない事。
使う側になって考えるって事。
 
 

絶対に徹底させましょう!
 
 
今日はこんなお話でした。
 
 

拍手[12回]

Posted by 仲野 蓮 - 2011.12.28,Wed
世の中には沢山の美容師があり、今でもよく新装開店は見かける。
 
が、とうとう今年減少傾向になったらしい。
 
これは開業よりも廃業の方が多くなったと言う事に他ならない。
 
 
だけどこの減少傾向は今年からではなく、
もっと前から始まっていたと私は考える。
 
 
と、いうのは
 

自分が見てきた今までの廃業者は、概ね2パターンで

まずは年齢的や環境的(その地を離れるなど)な理由で
めでたく引退されるケース。
 

『引退おめでとう!』っていう終幕は素敵だ!
 
 
そして売上等数々の問題が重なり、立ち行かなくなっての廃業。
 
おそらく現在の都心部では、こちらのケースの多いのかもしれないが
こちらのケースの場合、きちんと廃業届を出さない人も少なくない。
 
そうなると、保健所には現在も営業している店舗として
登録されている訳だから、実際にはその美容院は廃業していても
存在している事になる。
 

同じ業種がその場所にまたお店を構える場合は
同じ保健所の管轄だから、前の店舗を当然廃業と手続きするけど
そうでない場合、そのまま放置されるケースもある。
 
 
横の関係の弱いお役所仕事ですから、そこはしょうがないかもだが
実際には書類の中では【存在】している事になっている
店舗というのは少なくないと私は考えている。
 
 
 
なんで廃業してしまうんだろう?
 


今年最後になるコラムで、この根本的なところを少し考えてみたい。
 
 
 
技術レベルが足りてない。や、売上に対して経費が多すぎる
など、そんな基本的な部分は論外なのでここでは語らない。
(でもそういう個人店もあるよ)
 
 
ハッキリ言って、開業しちゃいけないような人間が
勝手な思い込みや、誰かにのせられたりして無理矢理開業すると
当たり前だけどその店舗は3年以内に必ず潰れる。
 
 

私がここでテーブルに出したいのが、5年以上続いて
それなりに軌道に乗ったように見えるのに潰れちゃう店舗。
 
 
まずは日本で一番多い小規模個人店の場合。
 
 
色々理由はあると思うが、従業員が4人以下で
あまりメンバーが入れ替わらず、少人数でやっている店舗の場合は
 
だんだんそこで働いている事が当たり前になってきて
来てくれるお客さまもほぼ常連になり、いわゆるマンネリ気味になってくる。
 
景色が変わらなくなってくると、
覇気が徐々に下がるっていうのが大きいと思う。
 
覇気が下がってくると怠けに傾く気持ちもまざり
なんやかんやで理由をつけて、早く帰っちゃったり。
予約の入っていない技術者を定休日以外に休ませたり
お客さんの入っている時間だけの出勤を認めたり。。。
 
もちろんこれは極端な例で、
こうなっちゃうと歯止めが利かなくなってきちゃうんだけど
 
 
【今まで通り】に慣れてくると、
いきなり何かを急に変える事はできず、売上も停滞しがちになる。
安定した【今まで通り】が浸透すると、全員に変化を求めても
なかなか始動出来ない。
 

 
店舗を継続させていくにつれて、多少の売上推移はあって当然だが
下がり始めた時にそれを気づかないフリをするようになるのはマズイ
 
下がり始めて一回加速がついちゃうと、止めるのはかなり難しい。
 
小規模サロンはこういう状態になりがちだと私は断言する。(経験あり!)
 
 
どこかで補強をするか、展開していかないと
経年と共に脆くなりやすい。
 
 
だけど、こういう店舗は皆の意思が近い所にあり
創業者を含め自分達の技術や美容理論、思想も近い。
だからこそ長く一緒にやっていけるのだろう。
 
 
 
そしてそこよりも、もう少し大きい中型店大型店の場合
 
創業メンバーや、会社を盛り上げようと思う人間が
多く残っている時は、伝達系統が密なのもあり、
上の小規模個人店と同じで、比較的纏まってやっていける。
 
 
またこちらのケースは、それなりに人材が入れ替わるので
小規模個人店の様な脆さはあまりなく
多少の売上推移は必ず起こると思うが、経常利益的に
大幅に乱れる事は少ないと言える。
 

但し、中型店大型店にも同様の事が言えるが
強いリーダータイプの人間と、それを補佐する人間がいないと
人間は簡単に楽な方向へ流れる弱い生き物。
必ず低いレベルで纏まろうとする。
 

組織が大きくなってくると、個人の影響力が下がり
「自分一人そんなに張りきらなくっても、まぁいっか」と、なり
 

全体が上を向いている時は問題ないが、それ以外の時は必ず
ゆっくりと下降していく。
 

こうであってはイケないのだ!
 
 
少しでも高い意識を共有し、トップスタイリストはもちろんの事
先人技術者の持っていた色んな意味での技術を継承すべきなのだ。
 
 
 
以前のコラムにも書いたけど
 

30歳で8割がこの業界を去って行ってしまう現状では
先人美容師達の技術や心遣いの域に達することなく
低い水準のままでいてしまう事が多い。      
 

技術接客だけでも、先人の想いはなかなか伝わらない。
理念を伝えて継承してもらう事なんて、さらに難しい。
 
 

私は中規模以上の店舗の経営者に声を大にして言いたい。
 
 
どんなに優れた技術者がいても、その個人だけに任せているようでは
絶対に繁栄し続ける事は出来ない。
仮にその優れた技術者が自分であったとしてもだ。
 
 
その優れた技術者が何かの理由で、その店舗を離れる事があった時に
何も残っていないようでは話にならない。
 
 
業界のほとんどが小規模なサロンであるという現状。
サロン同士、横のつながりがほとんどないと言われている美容業界。
 
各サロン各技術者が持っている、良い部分がほとんど継承されない現実。
 
 
そういう状態の店舗は少なくないと私は断言する!
 
 
 
これは良い意味で捉えてほしいんだけど
【ソノ人が抜けても全然影響のない店舗づくり。】
 

たっくさん従業員がいて潰しが利くから平気!
個人の価値が低いっていう意味ではない。
 

誰が抜けても同じモノを提供できる自信。
 

誰もがトップスタイリストと同じものを得れる環境づくり
一年目のインターン生がトップスタイリストと同じレベルなんて
もちろんありえないけど、少なくともそこへ辿り着く道筋は
作ってあげなきゃと思う。
 
 
いつも何度も言うけど、個人の技術に頼りがちな業界だから
業界そのものが揃って高いレベルになりにくい現状。
 
仮に頭一つ抜ける事が出来てもそこを維持するのが難しい。
 
 
 
繁栄し続けている、美容業を主な事業内容とする会社は
他の業種と比べるとまだまだ少ない。
 
 
それはやはり現行美容師免許にも大きな疑問があるが
技術者という合格ラインがバラバラなのが一番大きいと思う。
 
 
また個人プレーな美容業技術者という職人に対しての
一人前になった(カット出来るようになった)
後のフォローがないからじゃないかと私は考える。
 
 
 
その店舗で一番人気のある技術者が居た時
その技術者がなぜ人気があるのか?
また、「どうやったらそこへ行きつけるのか?」
 
技術は当然、他にも継承すべきものは沢山ある。
 
 
それをどうやったら残していけるか?
 
 
【継承させるべきものを残す】
 

言葉にしちゃうと漠然としてくるけど
これを文章として、図として纏める事ができたらどうだろう?
 
 
少なくとも背中から学べ!
 

なんて事にはならないだろうし、そのある程度の道筋は
必ず後輩達の道程には大きな意味を残し
その店舗は相対的なレベルを保持出来るだろう。
 
 
私は経営者としていつも【美容師が美容師らしく振る舞える場所】
を作りたいと思っている。
 
 
美容師が美容師らしくあれる場所。
 
 
私もそれなりに経験を積んできた自負はある。
自分が苦労して手に入れたモノには絶対の自信はある。
 
でもだからと言って将来の安定はない。それが美容業界
 
 
少なくとも私の様な技術者兼経営者は、自分だけ分かっていれば良い
なんて事は後々自分の首を絞める事になるだろう。
 
 
 
継承させていく環境づくり。
 
そこを経営者は目指すべきだろう。
 
 
今日はこんなお話でした。
 
 

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Posted by 仲野 蓮 - 2011.09.01,Thu
これまでアップしてきたこの【業界を語るコラム】33本のコラムを通して、
今まで何件かメール相談を受けたりしてきました。

この【業界を語るコラム】に賛同の声を多く聞きます。
ありがたい事に、そこそこ評判が良いみたい。
 
 
だけど今までに、これを読めって社員達に言った事はありません。

 
それはここティアマットで働いている人間達は
私の美容観や美容業と言うモノに遠からずの想いを持っていると
思っているからに違いない。
 
実際に今のメンバー達に私の想いは伝わっているとは思う。
 
ですが、これまで一緒にやってきたメンツ全てに
私(創業者)の想いが伝わっているかといえば果たしてどうだろう?
 
伝わっていなかった場合のが多いのではないだろうか??
 

 
(先に立つモノ)からしてみれば、想いが伝わっていると信じたい
しかし、それは独りよがりの可能性が高いのではないだろうか。


多くの創業者が抱えるこの問題。
今日はこれを少しだけ掘り下げてみようかと思います。
 
 
 
先日こんなことがありました。
 

 
今は美容室の就職活動期間。
ティアマットにも何人か面接希望の人間もちらほら。
 
 
そんなある日
サロン見学>>面接希望の人間がティアマットにやってきた
 
最初の受付は私が行ったのだが
なかなか礼儀正しく、丁寧な物腰で私は好印象もった。
 


通常通り、採用担当の人間がその希望者にあたるが
残念ながらその就職希望の人間は『ティアマットのNG』刺青タトゥにあたる人間だった。

本人もそれを気にしているらしく、そこを突っ込まれると弱腰のようだった。
 

 
【なぜティアマットでは入れ墨はアウトなのか?】

 
それを採用担当の人間がうまく説明出来なかった事が
私は非常に残念だった。
 

 
私自身は決して、刺青タトゥが嫌いなわけではない。
どちらかといえば好きな方。
 

でもティアマットではそれはアウトなんです。
 
 

そう、この話はまさに以前コラムで書いた事のある

【服装の乱れは心の乱れ?】の内容と丸被りだった訳だ。
 

       コラム28:【服装の乱れは心の乱れ?】
       http://lenstly.blog.shinobi.jp/Entry/29/

 
 
もし採用担当の人間がこれを読んでいてくれていれば
すんなり説明が出来ただろうと思う。
 
 

ティアマットでは社長の私の面接の前に一次があり
場合によっては二次がある場合もある。


最近、面接時にコラムの話を持ち出してくる方が増えてきた。
 

そんな時に面接官がコラムを理解してない様な事態にになると
それは流石にまずかろうと言う事で、
とうとう先日コラムを読むようにという辞令をだしたのだった。
 

ティアマットの社長がどういう美容観を持っていて
どういう美容業界を望むか。


今まで何度も何度も口頭で伝えてきたし、行動でも示してきたつもり。


今いるメンツは分かってくれている(と思う)
けど、これから入ってくる人間はどうか分からない。
 

だから今回から特に共有してほしい理念は、
文章として一部ずつ携帯するようお願いしたのだった。
 

 
 
人の理念は
 

なかなか細かい描写や枠組みを説明するのは難しいし
さらにそれを全員に理解してもらうのは、口頭や態度だけで伝わるものじゃあない。
 

この背中から学べ!と言っても、
ハッキリ言ってその通り伝わらないのがほとんどだろう。
 
それは技術に対しても、心遣いと言う意味においても。
 


さらに、創業者の理念なんかはもっともっと難しい。
 

 
特に私達の業界では個人の力に頼るところの多い業界。

技術や接客をはじめとして、人材教育や心遣い
どうしても個人の裁量によるところが多く、結果として格差が出てしまう事になる。
 

これが以前から挙げている、業界の悩みの一つだったりもする。
 
 

ここでやはり必要なのは、コラムを読ませるように
形に残すというの事ではないのだろうか?と、今私はそんな風に考える。
 
 

【マニュアル】と一括りに言ってしまうと
それはとてもとても心が遠く感じてしまうけど、
ある程度の指針というのは、あって良いのではないだろうか?
 
 
それは方法を教えるものだけではなく、感覚を伝えるモノ。
 

 
例えばカットのマニュアルも、切り方や似合わせのテクニックだけでなく
えり足や耳周りを切る時に、鋏が直接首にあたると
お客様の中には、それが不安に感じる人がいる。  とか
 

ダッカールでブロッキング(セクショニング)する時に
頭皮に這わせてブロッキングすると、
ダッカールが頭皮に触れる感触に不快感を感じる人いる
 
さらに言うなら、ダッカールは裏っ返し(プラスチックの部分が下)に使った方が
その不快感をさらに軽減できる。などなど
 
 
ウィッグを切る時には普通にやっている事かもしれないけど
お客様はみんな血の通った人間ですからね。
 

「そんな事言われなくても分かっているよ!!」

って多くの人が言うと思うけど、案外気付いてないよ。
 
 

また、切れ味の鈍ったセニングを使い続けていると
毛髪をつぶす事になってしまい、
ショートヘアでもダメージヘアとなる可能性がある。
 

とか
 

カットの仕方ももちろんなんだけど
ウマイ美容師が意識せずにやっている、こんな日常

こういうのが、個人の裁量に任せてしまっているモノなんだと思う。
 
 

そして感覚に訴えかける、シャンプーやマッサージにも
手順を示すマニュアルだけでなく、ここをこうすると安心感がでて良いとか。
 

例えるなら、
タオルドライの際全体的に水滴が取れた後に、耳のまわりと襟足付近を、
最後の最後で少し力を入れてふき取るとお客様は気分がいい
 

あえてワザワザしなくても、キチンと拭けてはいるのはもちろんなんだけど、
それをシャンプーマッサージ施術の上手な人は、普通にやっている訳だ
 

 
こういうささやかなテクニックが書きこまれているマニュアルを私は見た事がない。
 

 
これだけ世の中にたっくさんの美容師がいて
各々こういったさりげないテクニックがあるはずなのに

全然継承されていないのは何故だ?
 

確かにあんまりマニュアルを徹底させ過ぎて
四角い美容師になるのは大問題だけど
↑の例に挙げた数点は、少なくとも全員が当たり前に出来てほしいと私は思う。
 
 

言いだしたらキリがないし
型に嵌め過ぎるのは絶対に良くないと思うが
現在の美容業界の多くの美容師は、それにすら至ってないと思う。
 
 
 
先人美容師達は、少しずつ少しずつ
そういった感覚に訴える部分を気がつき改善し
個人的に伝承していったのだと思う。
 

しかし、30歳で8割がこの業界を去って行ってしまう現状では
先人美容師達の技術や心遣いの域に達することなく
低い水準のままでいてしまう事が多い。      
 
 
 
技術接客だけでも、先人の想いはなかなか伝わらない。
理念を伝えて継承してもらう事なんて、さらに難しい。
 


だからこそ、私はもう少しこの業界を型にはめる必要があるのではないか?

そうすればもう少しだけ先人たちの意識を共有しあえるのでは?

 

と、そんな風に思う時がある。
 
 
 


今日はそんなお話でした。
 
 
 


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仲野 蓮
性別:
非公開
職業:
美容室経営
自己紹介:
千代田線赤坂駅徒歩0分の
美容室ティアマットの社長であり、
髪職人でもある仲野蓮が
美容業界の事を掘り下げて語ります。

どの商売でも起こりうる問題点に、
真正面から取り組みます。

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お気軽にどうぞ。

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